◆ユーティリティ:帯域阻止フィルタBRFの提供
 DOS窓(DOSプロンプト)で実行

◇はじめに
音声工房Customのソフトウェアには、ユーザー処理組込み機能の例題として、帯域通過
フィルタBPFのプログラムが添付されています。このプログラムは、カットオフ(切断)周波数
の設定により、低域通過フィルタLPFや、高域通過フィルタHPFとして利用することができます。  
そうすると、もう1種のフィルタである帯域阻止フィルタだけが利用できないことになります。
そこで、以前にDOS下で動作する帯域阻止フィルタBRFをユーティリティとして提供していま
した。これを音声工房WEBサイトからダウンロードできるようにしました。

◇BRF の使い方
BRFは、BPFと同様に、DOS窓(DOSプロンプト)下で使用します。コマンドの記述法は、次の
通りです。
 BRF 入力ファイル 出力ファイル 条件ファイル
です。条件ファイルを省略すると、カレント・ディレクトリのbrf.cfgというファイルを指定したこと
になります。brf.cfgの記述例を次に示します。



 2行目と3行目には、阻止する帯域をナイキスト周波数(標本化周波数/2)の比として
指定します。4行目は、減衰特性を示すもので、固定になっています。6行目のtapは、FIR
フィルタのタップ数を指定するもので、最高は513です。9行目に Hamming とあるのは、この
フィルタが Hamming 窓を用いた窓関数法により設計しているからです。

◇帯域阻止フィルタを施した結果の例
音声工房Proで作成したホワイトノイズを、前記のbrf.cfgの条件で帯域阻止フィルタに通し、
その出力に対して平均スペクトルを求めた結果を次図に示します。希望の帯域が阻止され
ており、通過域と阻止域のレベル差は、約40 dBであることがわかります。