◆ 音声データの声の高さを変更する(変声する)方法

話速変換機能を利用して


◇はじめに

 本年3月にリリースした、音声工房Custom v2.2、および音声工房Custom+Macro、ゆらぎ解析ソフト、The 音声工房 v3.1 には、話速変換機能が備わっています。この機能を応用すると、声の高さを上下させることができます。そのテクニックを紹介しましょう。


◇音声工房Customで話速変換

 音声工房Custom 等に付属している16 kHz サンプリングの音声データFIH_B000.wav を例にして説明します。まず、音声工房等Custom 等で話速変換(例として、0.8倍と1.25倍)します。その結果を

  FIH_B000.08.wav  FIH_B000.125.wav

という名前で保存します。ついで、これらを音声工房Custom 等、あるいは .WAV Tools で(ラベルのない)dat形式に変換します。その結果を

  FIH_B000.08.dat  FIH_B000.125.dat

という名前で保存します。


◇周波数を変えてwav形式に変換

 2つの dat 形式ファイルを、音声工房Custom 等、あるいは .WAV Tools で

wav 形式に変換する際、もとのサンプリング周波数と異なる値を与えます。上の例では、前者のファイルに、16k/0.8=20kHz、後者のファイルには、16k/1.25=12800Hz の値を与えると、元のデータと同じ継続時間になります。これらを、

FIH_B000.08.20k.wav  FIH_B000.125.12800.wav

という名前で保存します。


◇3つのデータの波形表示

 原データ FIH_B000.wav (上段)を含めた3つのデータの波形を図に示します。

これらを聞き比べて下さい。

継続時間は約3.1秒と同じで、波形包絡も似通っていますが、2段目のデータはやや甲高い声に、3段目のデータは低めの声になっています。